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新入社員、職場の不安「人間関係」強まる 「気配り型」の上司望む



 十六総合研究所がまとめた岐阜、愛知両県の企業の新入社員の意識調査によると、職場での不安は「仕事面」が前年比4・4ポイント低下の59・1%で例年と同様に最も高かった一方、「先輩・仲間との関係」が3・9ポイント上昇の18・8%、「上司との関係」が1・9ポイント上昇の9・4%と伸び、人間関係の不安が強まっている傾向がみられた。コロナ禍でコミュニケーションの機会が少ない学生最後の年を過ごした新入社員が、会社では円滑な人間関係を望んでいる心理が浮かび上がった。

 理想の上司は「仕事をよく指導してくれる人」が2・1ポイント上昇の25・1%、「人間関係に配慮してくれる人」が1・3ポイント低下の17・6%、「包容力のある人」が2・8ポイント低下の15・4%、「若者の感覚を理解してくれる人」が3・3ポイント上昇の9・4%。四つの選択肢を合わせた気配り型は約7割を占め、過去15年間で最も高かった。「リーダーシップがある人」「明確な理想・理念を持った人」を合わせたリーダーシップ型は1割を下回り、最低だった。

 望ましいと思う職業パターンの設問では、「一つの企業で長く働きたい」が約7割で傾向に変化はなかった。会社が考えていた職場と違ったらどうするかの設問では「3年は働く」が2・3ポイント上昇の47・6%とトップで、過去15年間で最も高かった。

 調査は4月、同社主催のオンラインセミナーを受講した両県の企業の新入社員を対象に実施。有効回答者数は416人。

カテゴリ: 社会 経済