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岐聖大旋風起こせ 全日本大学野球、富士大と初戦「日本一へ戦う」



19年ぶりに出場する全日本大学野球選手権に向け、意気込む岐阜聖徳大の選手たち=同大グラウンド
19年ぶりに出場する全日本大学野球選手権に向け、意気込む岐阜聖徳大の選手たち=同大グラウンド

 第70回全日本大学野球選手権は7日、神宮球場などで開幕する。19年ぶりに出場する東海地区代表の岐阜聖徳大は、大会初日の第4試合(東京ドーム・午後4時30分開始予定)で富士大(北東北大学連盟代表)との初戦に臨む。小山貴本監督は「丁寧かつアグレッシブに戦いたい。まずは初戦を取ることに全力を注ぎたい」と意気込みを語った。投打がかみ合って「番狂わせ」を実現した東海地区春季選手権を再現できるか、注目だ。

 新型コロナウイルスの影響で岐阜リーグ上位3チームが出場できず、代わって出場した東海では、日大国際関係学部(静岡1位)と皇学館大(三重1位)に連勝し、全国切符をつかんだ。

 初戦突破の鍵を握るのはエース左腕・橋本達也(飛騨高山高出)の出来。冬場に約100球を週3回投げるなど投げ込みを増やし、制球力を安定させ、直球やスライダー、ツーシームを軸にした投球を磨いた。東海では、初戦の日大国際関係学部戦で公式戦初完封するなど、計12回を投げ1失点と好投した。「東海では序盤に我慢できて失点しなかったことが大きかった。完封は自信になった」と手応えを語る。

 富士大はプロ野球西武の主砲・山川の出身大で、現在も強い打力を誇るという。橋本は「自分の武器である相手のタイミングを外す投球で抑え込みたい」と力強く語る。小山監督は「どんどんバットを振ってくる。手ごわい」と相手打線を警戒するが、「橋本が丁寧に投げてくれれば勝てる」と期待を寄せる。

 打線では皇学館大戦で本塁打を放ち、持ち味の長打力を発揮した4番牧内大斗に期待が集まる。小山監督も「一振りで流れを変える力がある」とその実力を認める。牧内は「自分が打てばチームの雰囲気も良くなる。一球一球に集中したい」と活躍を誓う。ほかにも岐阜リーグ首位打者で、東海でも5安打2打点と好調を維持している反頭樹騎也の打撃にも注目だ。

 主将の木村慎太は「全国の舞台で強いチームと対戦できてうれしい。そういうチームに勝つことが醍醐味(だいごみ)」と語る。「先制点を取って自分たちのペースにしたい。日本一になることを信じてプレーしたい」。悲願の優勝へまずは初戦突破だ。

カテゴリ: スポーツ