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ワクチン集団接種会場、暑さ対策急ぐ 自治体、ホテル確保や飲料水用意



熱中症に備え、控え室に積まれた飲料水=10日午後、関市若草通、アテナ工業アリーナ
熱中症に備え、控え室に積まれた飲料水=10日午後、関市若草通、アテナ工業アリーナ

 岐阜県内は30度を超える真夏日が各地で続き、新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場がある自治体は熱中症対策に乗り出している。政府が目指す高齢者接種の7月末完了を踏まえ、各会場は暑さの厳しい7月に高齢者のワクチン接種予約が集中する見通し。各自治体はエアコン設備のある民間施設を確保したり、暑さで体調を崩す来場者向けに飲料水を用意するなど暑さ対策に工夫を凝らす。

 美濃市は、集団接種会場の市健康文化交流センター近くに住む住民を除き、ワクチン接種する高齢者の送迎用に冷房設備のある観光バスを連日運行している。同センターの一般利用が7月から始まるため、同月からは大規模会場を備える市内のホテル「みの観光ホテル」に集団接種会場を移す。

 武藤鉄弘市長は「冷房完備する大きな会場を確保するには、市内の公共施設では難しい。ホテルは大人数がゆとりを持って入ることができる会場があるのでありがたい」と話す。

 関市は、企業から寄贈された飲料水などを集団接種会場の市総合体育館(アテナ工業アリーナ)の控え室に搬入し、熱中症対策に活用している。救護室にはペットボトルのスポーツドリンクを置き、暑さで気分が悪くなった来場者に備える。担当者は「会場内は冷房が入っているが、暑さで体調を崩す人も出ている。接種の際に熱中症にならないように対応したい」と話していた。

カテゴリ: 医療 政治・行政 新型コロナウイルス