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"世界最大級の日時計"をドローンで撮影 針の長さ37・3メートル



 日の出から日没まで、天の黄道上を動く太陽の光から地上にできる影の長さや位置で時刻を知る日時計。数千年前に人類が初めて手にした科学機器といわれ、時計の原点とされる。

 岐阜県郡上市美並町の東海北陸自動車道美並インターチェンジ近くにある「日本まん真ん中センター」は、建物全体が巨大な日時計となっている。1997年、当時の人口重心地が町内にあったことから"日本の真ん中"を表すシンボルモニュメントとして建造された。円形の屋根中央を貫いて垂直に下りる大きな針と針を支えるアームがつくる影で時間を知る。針の長さは「みなみ」の語呂合わせで37・3メートル。針の先はホール地面に描かれた日本地図の真ん中(美並町)を指している。

 「建設当時は屋根と建物の周囲に設けられた文字盤で、近くの丸山の展望台から日時計の時刻を読み取れたが、登山道が封鎖されたので今は見ることができなくなってしまった」と同センターの女性スタッフ。併設された薬草木園の周辺に大きな文字盤がいくつか残っている。ドローンで上空から撮影すると、"世界最大級の日時計"のスケール感が分かる。

 大きな針が存在感を示すホールには、日時計の原理や歴史、種類などを紹介する展示コーナーがある。地面に棒を立てるだけの簡単なものから、古代エジプトで使われていた携帯日時計、半球状の赤道型日時計、日本のみで江戸時代に用いられた紙の日時計や、方位磁石が付いた携帯用の日時計などを見ることができる。入場無料。月曜日休み(祝日の場合は翌火曜日休み)。

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 6月13日発行の「ゆったりくらす情報誌 悠遊ぎふ」に日時計の特集を掲載しました。

カテゴリ: くらし・文化 動画