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「パジェロ製造」閉鎖でミニバンを公用車用に 購入案を町議会「必要なし」全会一致で否決



 岐阜県坂祝町議会は15日、本年度一般会計補正予算案の修正案を可決した。三菱自動車の子会社パジェロ製造(同町)の工場閉鎖に伴い、同工場で製造されたミニバン「デリカD:5」を公用車として購入しようとしたが、全会一致で「必要なし」と判断、購入費を減額した修正案が可決された。

 減額されたのは、当初予算に盛り込まれていた公用車購入費532万円で、同予算案に追加する総額を1億2326万円から1億1794万円に修正した。

 同町は、消防車両を除き公用車を31台保有している。「パジェロの町」として定着してきた経緯から、8月末で生産終了する1台を公用車として追加購入する案を上程した。しかし町議から「コロナ禍で大変苦痛を味わった人や、いまだに不安を抱えている町民がいる中で、公用車の購入は理解できない。必要性は全く感じていない」と減額修正の動議が提出され、議長を除く8議員が賛成して採決された。

 この日は、同修正案のほか計9議案を可決し、閉会した。

カテゴリ: 政治・行政 新型コロナウイルス