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1年中スノボ滑れる「スノーヴァ羽島」11月閉鎖 ブーム去り利用客減、施設も老朽化



  • 11月末で閉鎖することが決まったスノーヴァ羽島=16日午後、羽島市福寿町間島 
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 岐阜県羽島市福寿町間島の屋内スノーボード施設「スノーヴァ羽島」が11月末で閉鎖されることが16日までに分かった。西日本で残っている唯一の屋内施設だったが、スノーボーダーに惜しまれつつ、20年余の歴史に幕を閉じる。

 施設は1998年、全国で5番目、東海地区初の屋内スノーボード場としてオープン。ゲレンデは長さ70メートル、幅32メートルで、吸水性ポリマーに水分を含ませて凍らせた人工粉雪により、通年利用できる。

 施設を運営する同所の丸栄コンクリート工業の担当者は「趣味の多様化などから、利用客が減ってきている状況で、オープンから20年余りたち、施設も老朽化した」と閉鎖の理由を説明した。

 当初はスノーボードブームに乗り、県内のほか、愛知県や関西方面から若者を中心に大勢の利用客が訪れた。「ピーク時は年間6万人以上の利用客があった。ブームが過ぎ、利用客は右肩下がりの状況だった。時代の変化に逆らえない」と担当者は話す。県外の同種施設も閉鎖が続いているという。

 地元中学生の体験教室も開いてきた。担当者は「従業員の雇用など、ある程度地域貢献もできた。長い間ご愛顧いただいて感謝する」と話した。

 オープン時から訪れていた三重県の男性(45)は「すごく寂しい。スノーボードファンにとって年中滑れる場所が必要だった。楽しみが減ってしまう」とショックを受けていた。

 施設は閉鎖する11月末まで、一般客も通常の約2割引きの会員料金で利用できるサービスを始めている。

カテゴリ: くらし・文化 経済