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岐阜市の長良川鵜飼が開幕、待ちわびた客「船で飲むお酒、おいしい」 新型コロナで1カ月以上遅れ、初日は18隻



 岐阜市の長良川鵜飼が21日、開幕した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で例年の5月11日から1カ月以上遅れ、県に適用されていたまん延防止等重点措置の解除を受けての開幕となる。コロナ禍ではあるが、1300年以上の歴史を持つ伝統漁のたたずまいは変わらず、鵜匠が巧みな手縄(たなわ)さばきを見せて乗船客を幽玄の世界にいざなった。

 6隻の鵜舟が観覧船と並んで川を下る「狩り下り」や、鵜舟が横一列になって一斉に鮎を追い込む「総がらみ」を繰り広げた。

 この日の乗船客は、自粛ムードが広がっていた昨年より200人余り多い255人。いずれもマスクやマウスシールドを着け、飛沫(ひまつ)防止のアクリル板を新たに備えた観覧船など18隻に乗り込んで鵜飼を楽しんだ。

 今季の開幕は重点措置の適用などに伴い3度延期しており、6月15日に開幕した昨季よりもさらに遅い。杉山雅彦鵜匠代表(61)は「今日を迎えることができてほっとしている。やる気満々だ」と話した。閉幕は例年と同じ10月15日。

 今季は昨季と異なり、船内での飲食が再開されている。妻と息子2人で観覧した自営業の男性(44)=岐阜市長良=は「アクリル板があったことで安心できた。船で飲むお酒はおいしかった」と満足げに話していた。

カテゴリ: おでかけ 動画 新型コロナウイルス