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岐阜県の人口200万人割れ、5年で5万人減少 20年国勢調査



 岐阜県は25日、2020年国勢調査の速報値を発表した。県の人口は197万9781人と、15年の前回調査から5万2122人減った。2000年調査の210万7700人をピークに減少傾向が続いており、200万人を下回るのは1980年調査以来。減少幅も拡大しており、人口減少が進む実態が一段と鮮明になった。

 県統計課によると、減少数は前回調査の4万8870人から3252人増えた。増減率はマイナス2・57%で、前回のマイナス2・35%から減少幅が拡大した。県の人口は47都道府県で17番目に多い。

 県内では、生まれた子どもの数から死亡者数を引いた「自然動態」、転入者数から転出者数を引いた「社会動態」ともに減少傾向が続いている。この5年間の自然動態の減少数は15年までの5年と比べて約1・7倍に増加。社会動態は一時解消しつつあったが、昨年は新型コロナウイルの感染拡大で外国人の転出が特に多かったとみられる。

 地域別では、人口が増加したのは前回の6市町から5市町に減少。増加数が多かった順に瑞穂市2057人、可児市1342人、美濃加茂市1334人、羽島郡岐南町1268人、加茂郡富加町63人。増加率は岐南町の5・15%がトップだった。

 人口が減少した市町村は36市町村から37市町村に増加した。減少数が最も多かったのは高山市4719人で、岐阜市3993人、関市3870人などと続いた。減少率は高い方から加茂郡七宗町12・07%、同郡白川町11・62%、不破郡関ケ原町10・88%など。

 一方、世帯数は77万8629世帯と、前回調査から2万5417世帯増えて過去最多になった。1世帯当たりの人数は2・54人と過去最少だったが、全国では6番目に多かった。

カテゴリ: 政治・行政 社会