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「ディスガイア」シリーズ世界出荷500万本突破!新川社長「ファンのおかげ」DL版50%引きセール



  • 魔界戦記ディスガイアシリーズをPRする新川宗平社長=各務原市蘇原月丘町、日本一ソフトウェア 
  • 最新作「魔界戦記ディスガイア6」の戦闘映像 

 日本一ソフトウェアは21日、同社の看板ゲームタイトル「魔界戦記ディスガイア」シリーズの全世界出荷本数が500万本を突破したと発表した。同日から最長で8月4日まで、シリーズのダウンロード版ソフトなどを対象にした記念セールを開催する。

 2003年1月にシリーズ1作目となるシミュレーションRPG「魔界戦記ディスガイア」を発売。キャラクターの最大レベルが9999など、他社のゲームにはない設定を多く採用して国内外でヒットした。今年1月に最新作「魔界戦記ディスガイア6」を発売した。

 記念セールは、「プレイステーションストア」「ニンテンドーeショップ」で購入できるダウンロード版ソフトを通常価格の50%引きで販売。スマートフォン向けソフトは51%引きになる。プレイステーション4版「魔界戦記ディスガイア5」の追加シナリオ、キャラクターも50%引きの価格で購入できる。

 日本一ソフトウェアは「最も多くのシミュレーションRPGを発売した会社」としてギネス世界記録に認定されている。

◆選ばれるゲーム制作注力 新川社長インタビュー

 日本一ソフトウェアの新川宗平社長は岐阜新聞社の取材に応じ、「魔界戦記ディスガイア」シリーズの出荷本数500万本突破や、今後のゲーム需要の見通しなどを語った。

 -シリーズ累計出荷本数が500万本を突破した。

 「20年近くシリーズを続けてこられたのはファンのおかげ。1作目の制作に関わった自分としても、これほど売れるとは思っていなかったので驚きもある。世界でゲームを500万本以上売る会社が、各務原にあることを知ってもらうきっかけになる」

 -どのような部分がファンの支持を集めているのか。

 「通常のゲームではあり得ないレベルやダメージ量の上限を設定した"やりこみ要素"に、パロディー要素を取り入れたシナリオ、音楽と、複数の要素が評価されている。愛好者は目が肥えているし、それぞれ異なるゲームの価値観を持っている。愛好者の常識を覆し、いい意味で期待を裏切ることができている」

 -1月に発売した最新作「魔界戦記ディスガイア6」の手応えは。

 「今作は2Dグラフィックを3Dにして映像の見せ方を変えた。娯楽が多様化する時代でゲームに時間を掛けられない人のために、自動戦闘機能などのオート機能を搭載し、喜ばれている。既に国内で8万5千本が売れ、目標の数字を達成している。オート機能が充実しすぎて達成感が湧かないという声もある。次回作に向けて改善を考えたい」

 -コロナ禍でゲーム需要が高まっている。

 「自宅で過ごす時間が増えて巣ごもり需要が発生しているのは事実。ゲームをする人の母数は増えたが、商品を選んでもらうことが必要で、他社との厳しい競争は変わっていない。ワクチン接種が進み、自粛ムードが緩和されればゲーム需要は落ち着くだろう。コロナ禍で所得が下がり、娯楽に回すお金が減る状況を危惧している。活発な経済活動が戻ることを期待している。引き続き、ゲームを通して唯一無二の体験を提供できるよう努力したい」

カテゴリ: エンタメ 経済