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「将棋甲子園」鴬谷高、男女で優勝狙う 31日和歌山県で開幕



躍進を誓う鴬谷高校将棋部の男子、女子チーム=岐阜市鴬谷町、鴬谷高校
躍進を誓う鴬谷高校将棋部の男子、女子チーム=岐阜市鴬谷町、鴬谷高校

 岐阜市鴬谷町の鴬谷高校の将棋部が、31日に和歌山県那智勝浦町で開幕する全国高校総合文化祭の第57回全国高校将棋選手権に男女で出場する。歴史、出場規模とも高校最大級の大会で、いわゆる「将棋甲子園」。2019年大会団体戦王者の女子、プロ棋士を養成する奨励会元会員2人をそろえる男子ともに頂点を見据える。

 女子は、19年大会で、後に女流棋士となった山口仁子梨(にこり)さんを擁し、初優勝。今大会も妹の稀良莉(きらり)さんをエースに出場する予定だったが、昨年12月女流棋士となり、出場できなくなったため急きょ、2年生から1人スカウトしチームを新たに結成。1年生とは思えない冷静な試合運びが特徴の岩佐美帆子さん(15)、最後の大会となる3年森萌々子さん(18)、将棋歴2カ月の大木原由梨さん(16)で"王座死守"を狙う。

 男子も、実力者ぞろい。元奨励会員の3年宮堂力旗さん(17)、1年孔暉さん(15)の兄弟が手堅い戦略で勝機をたぐり寄せる。2年加藤慎士さん(16)も堅い守りで勝利を目指す。

 部を指導するのは、特別技術顧問の伊藤壽さん(71)。県高校文化連盟将棋専門部設立に尽力、初代部長を務めた人物。「全国の誰もがまだしたことのない団体の男女同時優勝が夢。実現に向け、今年ようやくスタートラインに立てたような気がする」と期待を寄せる。将棋歴の短い大木原さんの対局相手を務めることもある。

 開幕は目前。今月から練習で対局相手を務める山口姉妹は「素質は十分。男女優勝をぜひ実現してほしい」と語る。宮堂兄弟は「出る限りは、優勝を狙いたい」、女子主将の岩佐さんは「一局も負けることなく優勝したい」と躍進を誓う。

カテゴリ: 教育 社会