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国道21号高架延伸工事計画、時差出勤で渋滞緩和へ 岐阜県職員ら対象、9月に検証



交通量が多く渋滞が頻発する国道21号。立体化工事に向けて国土交通省などが新たな対策に乗り出す=岐阜市茜部本郷、茜部本郷交差点付近
交通量が多く渋滞が頻発する国道21号。立体化工事に向けて国土交通省などが新たな対策に乗り出す=岐阜市茜部本郷、茜部本郷交差点付近

 岐阜市の国道21号の茜部本郷から穂積大橋までの約5キロを立体化し、高架を延伸する計画の決定に伴い、国土交通省や県、市、県警でつくる対策推進会は、工事期間中に悪化が見込まれる対象区間の渋滞への対策に乗り出す。車線が減少したり、幅員が縮小したりする区間があるためで、テレワークや時差出勤などを働き掛けて交通量の減少を促す。その効果を9月に5日間かけて調査、検証し、工事の際の対策につなげる。

 工事対象区間は6車線。慢性的に渋滞が発生しており、国交省岐阜国道事務所によると、早朝や夕方のピーク時には多い所で1時間当たり約2700台の交通量がある。工事で4車線に減少する所もあり、交通の流れがさらに滞る懸念から、対策を図ることに。大垣市方面で1時間当たり最大350台、各務原市方面で同530台の削減目標を設定した。

 調査は9月6~10日に実施する。同事務所や県市の職員らのフレックス勤務や公共交通機関の利用などを推進し、交通量を分散させることで渋滞緩和を目指す。国道21号の沿線にある企業など民間事業者にも働き掛ける。県警が提供する交通データを基に分析する。同事務所の担当者は「年内にも検証結果をまとめ、改善策につなげる」と話した。

 岐阜市内の国道21号の立体化を巡っては、岐阜都市計画道路の変更案が7月、県都市計画審議会で承認された。今後、告示や調査・設計などを経て国が着工する予定。

カテゴリ: 社会