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温泉のアイドル看板カメが人気 「湯華の郷」おかみが道で遭遇「何かのご縁」と保護



道で拾われ、看板カメとして利用客に親しまれている「かめ吉」=池田町段、天然温泉湯元湯華の郷
道で拾われ、看板カメとして利用客に親しまれている「かめ吉」=池田町段、天然温泉湯元湯華の郷

 岐阜県池田町段の温泉施設「天然温泉湯元湯華の郷」に「看板カメ」がいる。昨年、おかみを務める澤田由美子さんが拾って施設で育てているカメで、「かめ吉」の名で客に親しまれている。

 昨年11月初旬の夜、施設に続く坂道を車で運転していた澤田さんは、道の真ん中にある石のような物体を目撃。ライトに照らし出されると動いたため驚き、車を降りてカメを保護した。周辺に水場はなく、坂道は同所の弓削禅寺の参道に当たることから「これも何かのご縁」と連れて帰った。

 かめ吉はニホンイシガメとみられ、甲羅の直径は約20センチ。人慣れしていて、大きさからすると「ご老人かもしれない」という。従業員の持っていた水槽や施設の備品を使って部屋を作り、冬場でも日当たりがよい入り口近くの待ち合いスペースで飼い始めたところ、あっという間に人気を得た。

 当初は冬眠の時期と重なり、静かだったかめ吉は春頃から動きが活発に。水に飛び込んだり、水槽から脱出を試みたりして元気な姿を見せている。施設の新しいアイドルに澤田さんは「かめ吉を楽しみに来てくれる人もいる。コロナ禍で皆さんの癒やしになっているのでは」とほほ笑んだ。

カテゴリ: くらし・文化 写真ニュース




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