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ハーブの良さ生かし「本気スイーツ」 菓子専用に栽培、精油蒸留装置も導入



ハーブから精油を取り出す蒸留装置=大垣市浅草、鈴木栄光堂大垣工場
ハーブから精油を取り出す蒸留装置=大垣市浅草、鈴木栄光堂大垣工場

 製菓業の鈴木栄光堂(岐阜県大垣市浅草、鈴木伝最高経営責任者)は、ハーブ農園を運営するポタジェガーデン(埼玉県羽生市)と連携して、生のハーブを原材料にした菓子の開発プロジェクトに乗り出した。菓子製造に適したハーブを育て、ハーブの良さを最大限に生かした菓子を開発し、他社の商品との差別化を図る。第1弾として来春、あめを発売する。

 ハーブを使った菓子は、ハーブから取り出した精油を使っているが、「本気のハーブスイーツ」開発プロジェクトでは、ハーブの生産段階から菓子製造に最適なものを農園に求め、自社で精油にして味や香りを生かした菓子を開発する。著名なハーブ専門家の小早川愛さんから助言を受けて開発を進める。同社によると菓子メーカーでは初の取り組みといい、トレーサビリティー(生産流通履歴)も厳格にできる。

 プロジェクトの開始に合わせて、大垣工場(大垣市浅草)に蒸留装置を導入。ハーブから精油を作る体制を整えた。1回で6キロのハーブを処理できる。

 来春発売予定のあめは、ローズマリーと、レモングラスのハーブを使った2種類。ローズマリーはリフレッシュ、レモングラスはリラックスの効果があるとされ、対照的な効能の商品として売り出す。あめは砂糖と水あめ、ハーブから取り出した精油で作るため、ハーブの良さが出しやすいとして、第1弾にあめを選んだ。今後はゼリーなど他の菓子でも生のハーブを使った商品を展開する。

カテゴリ: 経済