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【19日・新型コロナ詳報】職場クラスターが各地で続発 自宅に複数の家族が集まり広がったケースも 岐阜県で322人感染



 岐阜県と岐阜市は19日、県内32市町などで計322人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染者数が300人を超えるのは3日連続。18日時点の入院患者は420人で、病床使用率は53・6%に上昇し、国の基準でステージ4(爆発的感染拡大)となる50%を超えた。感染者は累計1万1792人となった。

 ⇨【動くグラフ】市町村別の累計感染者数

 20日からのまん延防止等重点措置適用(9月12日まで)を前に、県内では直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が74・90人となり、3日続けて過去最多を更新。既にステージ4の目安となる25人を大幅に上回っている。年代別では、20代が126人と最も多く、10代50人、30代45人、40代40人と続く。30代以下で全体の74・2%を占め、若者の感染が引き続き際立っている。

 病床使用率は今月上旬にステージ2(漸増)だったが、急速に悪化し、約2カ月半ぶりにステージ4に達した。県健康福祉部の堀裕行部長は「若者の感染が主体で、宿泊療養施設の利用者が非常に増えている。『自宅療養者ゼロ』を維持してきたが、病床にも宿泊療養施設にも限りがあり、自宅で療養してもらわざるを得ない可能性も出てくる」と話した。

 新たに7件のクラスター(感染者集団)を確認した。このうち岐阜市や高山市、関市では、それぞれ職場の同僚らによる5、6人のクラスターが発生。愛知県から郡上市に帰省した人やその家族、友人らの計9人に感染が広がった事例もあった。また、可児市の自宅に複数の家族の10人が集まり、うち5人の感染が判明したケースが確認された。

 拡大したクラスターは13件だった。

 また、宿泊療養施設を688人と発表したが、集計中のため、さらに数十人増える見込み。

 新規感染者の居住地別は岐阜市78人、大垣市33人、各務原市29人、多治見市22人、美濃加茂市18人、可児市14人、関市13人、羽島市11人、中津川市、瑞浪市、恵那市、土岐市、瑞穂市、郡上市が各8人、高山市7人、海津市、羽島郡笠松町、不破郡垂井町、安八郡安八町が各5人、安八郡神戸町と加茂郡坂祝町が各4人、羽島郡岐南町と揖斐郡池田町が各3人、揖斐郡大野町と加茂郡川辺町が各2人、山県市、本巣市、本巣郡北方町、安八郡輪之内町、加茂郡富加町、同郡白川町、可児郡御嵩町、福岡県、東京都、愛知県が各1人。

 年代別は10歳未満18人、10代50人、20代126人、30代45人、40代40人、50代30人、60代5人、70代7人、80代1人。

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会