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「運転席ないバス」市街地公道を自動走行 岐阜市が10月実証実験



岐阜市が自動運転の実証実験で使う小型バスタイプの電気自動車(同市提供)
岐阜市が自動運転の実証実験で使う小型バスタイプの電気自動車(同市提供)

 公共交通機関への自動運転技術の導入を目指す岐阜市は25日、10月23日から9日間、小型バスタイプの電気自動車に人を乗せて市中心市街地の一般道を走る自動運転の実証実験を行うと発表した。車両と信号機を通信でつないで信号の色を自動で判断して走行したり、車両に搭載するセンサーで横断者と障害者を自動で検知したりできるか検証する。実験は3年連続で、昨年よりも運転手が操作する機会を減らすのが目標。

 車両はフランス製で座席数は10。運転席はなく、ハンドルやアクセル、ブレーキペダルもない。運転席がない車両を使った公道での走行実験は県内で初めて。

 走行速度は最大で時速19キロを想定。急な飛び出しなど危険な場合は、運転手がコントローラーで車両を操作する。また将来の遠隔操作を見越して遠隔の車外監視員も付ける。ルートは市役所を出発し、金華橋通りからJR岐阜駅を経由し、長良橋通りで市役所に戻る1周5キロと、市役所を出発し、若宮通りを経由して市役所に戻る1周2キロの2種類。1日6便程度を運行し、密を避けるために客の乗車定員を5人とする。

 市は車両に乗車したい市民や在勤、在学者の計300人程度を9月1~24日に募集。同時に顔認証によるキャシュレス決済の実験も行うため、参加者は顔認証登録に協力する必要もある。参加は無料。申し込みははがきかファクス、メールで受け付ける。問い合わせは市交通政策課、電話058(214)2028。

カテゴリ: くらし・文化 政治・行政 科学