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映画題材に写真家・森山大道さんに迫る 美術館学芸員が作風など解説



写真家森山大道さんについて語る廣江泰孝さん=岐阜市日ノ出町、岐阜CINEX
写真家森山大道さんについて語る廣江泰孝さん=岐阜市日ノ出町、岐阜CINEX

 映画とアートを楽しむ企画「岐阜新聞映画部」の第13回アートサロンが28日、岐阜市日ノ出町の映画館岐阜CINEXで行われ、写真家森山大道さんのドキュメンタリー映画「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい」を題材に、県美術館学芸員廣江泰孝さんが森山さんの作風、撮影のスタイルについて語った。

 映画は、陰影のコントラストが強く、粒子の粗い写真表現が特徴の森山さんの人物像や写真に対する姿勢に迫り、「天才」とも評される写真家の撮影の様子を克明に記録した。監督は映像作家の岩間玄さん。撮影、編集も自ら行った。映画は、1996年のテレビドキュメンタリー「路上の犬は何を見たか? 写真家森山大道」の続編。

 廣江さんは、映像から見て取れる森山さんの写真に対するこだわり、代名詞ともされる撮影スタイルの路上スナップ、ライバルと評される写真家中平卓馬さんとの作風の違いに言及し、「間違いなく時代をつくった写真家、戦後日本を代表する映像作家でもある」と評価した。

 岐阜新聞映画部は岐阜新聞社とシネックスの共同企画(キリンビール、大和証券協賛)。新作映画の上映、映画監督や俳優らのトークイベントも行う。本作の上映は9月3日まで。

カテゴリ: くらし・文化