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高齢ドライバー事故多発、運転シミュレーターで技能点検



自動車シミュレーターを体験する参加者=岐阜市柳津町丸野、カラフルタウン岐阜
自動車シミュレーターを体験する参加者=岐阜市柳津町丸野、カラフルタウン岐阜

 高齢ドライバーによる事故が相次ぐ中、岐阜県警は、岐阜市柳津町丸野のカラフルタウン岐阜で、交通安全啓発イベントを行った。秋の全国交通安全運動(30日まで)の一環で、運転技能を評価する自動車シミュレーターを活用して実施した。

 県警交通企画課によると、県内では今年1月から今月23日までに交通死亡事故が41件(前年同期比10件増)発生し、死者数は43人(11人増)。うち約3割が高齢ドライバーによる事故(13件)で、今回の運動では県独自の重点として「高齢運転者の安全運転の励行」を盛り込んでいる。

 イベントでは同課と運転免許課、岐阜羽島署の計8人が、来店した高齢者に参加を呼び掛けた。自動車シミュレーターでは交通違反や急加速、急ブレーキ、ヒヤリ・ハットなどで判断した点数が表示され、体験した高齢ドライバーは警察官から運転時の注意点についてのアドバイスも受けた。

 飲酒習慣のある参加者には、酒気帯び時の視界が体験できるゴーグルを掛けて自動車シミュレーターを体験してもらい、飲酒運転の恐ろしさを学んでもらった。看護師資格を持つ警察職員が運転への不安などの相談に乗るブースも設けた。

 参加した女性(80)=同町=は「週に1、2回は運転するけど、自分の頭に入った道しか通らないようにしているから(シミュレーターは)難しかった。もし事故を起こしたら、自分だけでは済まないことになる」と気を引き締めていた。

カテゴリ: くらし・文化 事件・事故 社会