広重美術館、金曜は無料 3社とスポンサー協定 − 岐阜新聞 Web
広重美術館、金曜は無料 3社とスポンサー協定
2017年10月07日08:17
写真:広重美術館、金曜は無料 3社とスポンサー協定
協定を締結し、毎週金曜日の無料開放をPRする中田智洋社長(右から2人目)、鹿野正春社長(同3人目)、渡邉大作会長(同4人目)ら=恵那市大井町、中山道広重美術館

 浮世絵コレクションに定評のある岐阜県恵那市大井町の中山道広重美術館は、スポンサー企業として、発芽野菜メーカーのサラダコスモ(中津川市)など同市と恵那市の企業3社と協定を締結、6日から金曜日限定の無料開放を始めた。民間企業がスポンサーとなって美術館を支援する取り組みは、国内で初めてという。

◆地域芸術活動の見本に

 同美術館は、休館日の月曜日を除く平日の無料開放スポンサーを、2時間30分を1単位、年間50万円と設定して募集を始めた。

 サラダコスモ、食品製造の木曽路物産(恵那市大井町)と銀の森コーポレーション(同町)が金曜日の1単位ずつ、終日無料開放となる形で応募した。協定は10月1日から1年間。

 協定締結式では、サラダコスモの中田智洋社長、木曽路物産の鹿野正春社長、銀の森コーポレーションの渡邉大作会長、同美術館を運営する公益財団法人の長谷川佳子理事長が、協定書を交わした。米国のニューヨーク近代美術館の制度を知り、導入を提案した中田社長は「この地域の芸術、文化活動の見本となる予感がする」と話した。

 無料開放初日の6日は99人が来館した。特別企画展「浮世絵猫の世界展」を興味深そうに鑑賞する来館者の姿が見られた。

 同美術館は、実業家が寄贈した歌川広重の浮世絵版画を中心に1400点を所蔵。開館時間は午前9時30分〜午後5時。通常の観覧料金は510円。