中部9県のDMAT 県内で実動初訓練 − 岐阜新聞 Web
中部9県のDMAT 県内で実動初訓練
2017年10月09日08:26
写真:中部9県のDMAT 県内で実動初訓練
模擬傷病者のトリアージなどを行うDMATのスタッフ=8日午前、各務原市川島小網町、県消防学校

 岐阜、愛知、三重など9県でつくる中部ブロックの災害派遣医療チーム(DMAT)は8日、飛騨地域を震源に大規模な地震災害が起きたと想定し、県内では初の実動訓練を行った。傷病者の治療の優先順位を付けるトリアージや、ドクターヘリによる搬送など救急医療体制の連携を確認した。

 医師、看護師らで構成する9県のDMAT88チーム約460人のほか、飛騨、東濃、中濃の12病院や行政、消防本部、保健所など県内外の33機関・団体が参加した。

 午前6時にマグニチュード7・9の地震が発生し高山、下呂市で震度7を観測、死者900人、負傷者9千人の被害が出たと想定。美濃加茂市の木沢記念病院などに活動拠点を立ち上げ、県消防学校(各務原市)と高山自動車短大(高山市)に航空搬送拠点臨時医療施設(SCU)を設置。各病院などにDMATチームが派遣された。

 県消防学校では7チームの医師らが、運ばれてきた模擬傷病者を簡易ベッドに寝かせてトリアージを行い、重傷者をドクターヘリで搬送する訓練を行った。

 9日は岐阜市で訓練の検証会を行う。