政権問う乱戦火ぶた 県内候補者走る − 岐阜新聞 Web
政権問う乱戦火ぶた 県内候補者走る
2017年10月11日09:18

 「経済政策をさらに加速させ、成長戦略につなげる」「安倍政権を終わらせなければならない」−。衆院選が公示された10日、岐阜県内の候補者は街頭などでマイクを握り、安倍政権の存続の是非などを巡って舌戦を繰り広げた。経済政策「アベノミクス」の成果を強調する自民の候補者に対し、安倍晋三首相の政治手法を批判する希望や共産の野党候補者は、対決姿勢を前面に押し出した。

 「今まで取り組んできたことを、決してリセットなどしてはいけない」と、岐阜5区の自民前職は声を張り上げた。同2区の自民前職も、有効求人倍率の上昇や正規雇用者の増加などアベノミクスの成果が着実に出始めていると主張し「経済政策を安定的にやっていかないといけない」と政策継続の必要性を訴えた。

 同3区の自民前職も「岐阜県は強い観光資源を持っている。岐阜から力強い日本を再生するモデルケースを作っていく」と、地方創生への挑戦を続ける意気込みを示した。

 一方、野党は安倍政権の政策に疑問を投げ掛ける。同3区の希望元職は「政治が不公平な社会、格差社会を生み出している」と指摘。同2区の共産新人も「多くの皆さんの給料が上がらない実態がある」と切り捨てた。

 森友、加計(かけ)学園問題を引き合いに、安倍首相の政治姿勢への批判も強めた。同4区の希望前職は「一部の人に便宜を図る政治をしてはいけない」と強調。同1区の民進系無所属新人も「安倍政権は皆さんを自分の思うがままに引っ張ろうとしている」とし、同5区の希望元職は「忖度(そんたく)ばかりでは日本は真っすぐには進まない」と方向転換を訴えた。