長良川、小瀬鵜飼が閉幕 長良川8年ぶり11万人超 − 岐阜新聞 Web
長良川、小瀬鵜飼が閉幕 長良川8年ぶり11万人超
2017年10月16日08:25
写真:長良川、小瀬鵜飼が閉幕 長良川8年ぶり11万人超
長良川鵜飼の今季最終日、観覧船から鵜飼を楽しむ人たち=岐阜市の長良川

 清流長良川を舞台に毎夜繰り広げられてきた長良川鵜飼(岐阜市)と小瀬鵜飼(岐阜県関市)が15日、閉幕した。観覧船の乗船客数は、長良川鵜飼が前年比1759人(1.6%)増の11万412人で、8年ぶりに11万人を超えた。一方、小瀬鵜飼は同236人(2.8%)減の8238人だった。岐阜市鵜飼観覧船事務所は「織田信長公岐阜入城・命名450年の節目でもあり、増えたのだろう。今後も世界遺産登録に向けて情報発信に努めたい」としている。

 同事務所によると、長良川鵜飼は3年連続の増加。450年の節目のほか、2015年の国重要無形民俗文化財指定と日本遺産認定、世界農業遺産認定を要因に挙げ、「続けて追い風が吹き、鵜飼の認知度が上がってきている」と分析する。今年は台風などによる中止が計6日(昨年10日)にとどまったことも後押しした。

 今年は公式ホームページも一新。インバウンド(訪日外国人旅行者)向けに、英語や中国語、韓国語にも対応した。外国語版へのアクセス数は7500件を超えた。

 閉幕日はあいにくの雨だったが、長良川、小瀬の各鵜飼では大勢の人が観覧船に乗り込み、風情豊かな伝統漁法を堪能した。

 長良川鵜飼を見た美容師三好美喜さん(38)=関市=は「ぜいたくな時間を過ごし、歴史を感じた」と笑顔を見せ、家族旅行で初めて乗船した介護職小笠原則彦さん(56)=静岡市=は「船頭の説明が分かりやすく、かがり火も幻想的だった」と満足げに話した。