岐阜和傘、魅力開く 川原町古民家をショールームに − 岐阜新聞 Web
岐阜和傘、魅力開く 川原町古民家をショールームに
2017年10月21日08:56
写真:岐阜和傘、魅力開く 川原町古民家をショールームに
長良川手しごと町家CASAのイメージ図

◆岐阜信金とORGAN連携プロジェクト

 岐阜信用金庫は、岐阜市のNPO法人ORGAN(オルガン、蒲勇介理事長)と連携して、岐阜和傘のブランド向上などを図るプロジェクトを始める。古い町並みが残る同市の川原町の古民家を、複合テナント施設「長良川手しごと町家CASA(カーサ)」として改装。和傘を中心に伝統産業に関わる3、4事業者に貸し出し、和傘の小売店やショールームに活用、観光客向けに和傘づくり体験サービスなどを提供する。

 オルガンが全体をプロデュースする。早ければ来年春のオープンを目指す。古民家は築100年を超す物件を検討。日本財団が地域金融機関と連携して行う「わがまち基金」から1千万円の助成を受けて改装する。同金庫は融資などで支援する。

 岐阜和傘などの伝統工芸品は、職人の高齢化が進んでいる。長良川の鵜飼観覧船乗り場から近く、観光客が多く訪れる川原町に同施設を設けることで、伝統工芸品の市場開拓を進め、職人育成にもつなげる。

 同金庫はオルガンも参加する長良川流域観光推進協議会と連携し、長良川流域の地域資源を活用した観光事業拡大セミナーを開くなど、長良川流域の観光人口増加に取り組んでいる。