飛騨産エゴマで新調味料 抗がん作用成分多く − 岐阜新聞 Web
飛騨産エゴマで新調味料 抗がん作用成分多く
2017年11月01日08:26
写真:飛騨産エゴマで新調味料 抗がん作用成分多く
県産業技術センターと糀屋柴田春次商店、岐阜大の産学官連携で完成した新商品「飛騨えごまの醸しだれ」=県庁

◆搾油後の実活用、産学官で共同開発

 岐阜県産業技術センターが、高山市のみそ醸造メーカー「糀屋柴田春次商店」、岐阜大と連携し、飛騨特産のエゴマを用いた機能性調味料のドレッシング「飛騨えごまの醸しだれ」を産学官で共同開発した。これまで搾油後に廃棄されていたエゴマの実を活用し、独自の発酵技術で抗がん作用成分の含有量を高めた。同社の直売店で販売を始めた。

 同センターによると、搾油済みのエゴマの実は酸化劣化が早く、廃棄処分されているという。同センターと同社は2015年度から搾油済みの実を使った商品開発に着手。同社の発酵技術を用い、抗がん作用の報告がある機能性成分「リノレン酸エチル」を多く含む調味料の開発に成功した。

 調味料を実用化するため、ドレッシングの試作品を開発。完成した商品の機能性評価を同大の協力で調べたところ、同社の米みそ製品と比べて10倍以上のリノレン酸エチルを含むことが判明した。

 商品は1本230グラムで税別千円。化学調味料不使用で、料理に合わせやすいさわやかな酸味が特徴。みそやしょうゆを使用せず、小麦や大豆のアレルギーにも対応している。。

 問い合わせは同社本店、電話0577(32)0653。