岐阜市観光の課題探れ 市と立教大生調査 − 岐阜新聞 Web
岐阜市観光の課題探れ 市と立教大生調査
2017年11月06日08:31
写真:岐阜市観光の課題探れ 市と立教大生調査
フィールドワークを基に岐阜市内での観光について発表し合う学生たち=岐阜市上材木町、市鵜飼観覧船待合所

◆「岐阜感じる食事処少ない」「体験型施設に入りづらい」

 岐阜市は、観光地としての魅力や課題を掘り起こそうと、立教大観光学部の学生と連携した取り組みを進めている。2、3年生計30人が5日までの3日間、市内でフィールドワークを行い、市内観光の現状や可能性を探った。

 参加したのは、同学部特任教授を務めるJTB総合研究所(東京都)の野澤肇社長が受け持つ授業の受講生。例年、地方都市の一つを題材に、現地調査から新たな旅行商品の立案や地域活性化策の提案までを行っている。岐阜市の民間企業派遣制度でJTB総合研究所が市の職員を受け入れているのが縁で、本年度の授業での題材が岐阜市に決定。一部の学生は10月7日に長良川鵜飼を観賞した。

 フィールドワークは8班に分かれて岐阜城や川原町地区、伊奈波神社、柳ケ瀬商店街などを調査。5日は市鵜飼観覧船待合所(同市上材木町)でミーティングを行った。豪華なモーニングサービスを体感した学生は「満足できる内容だった」と好評価。「岐阜公園のボランティアガイドは話しやすくて好印象だった」「バスは案内がしっかりしていて迷わず乗れた」などの意見も出た。一方で「岐阜を感じる食事処が少ない」「体験型施設があまりなく、あっても入りづらい」「観光都市ではなく生活都市と感じた」との指摘もあった。

 学生たちは今後、各班で考えをまとめ、12月上旬の授業で新たな旅行商品などを発表する予定。市は今後の観光施策に生かす考え。