炎上車から女性救出 高校生4人お手柄 − 岐阜新聞 Web
炎上車から女性救出 高校生4人お手柄
2017年11月07日08:22
写真:炎上車から女性救出 高校生4人お手柄
炎上する軽乗用車から運転手の救出活動に関わった(左から)儀保海星さん、饗場丈仁さん、西脇大富さん、西川颯真さん=6日午後、瑞浪市土岐町

 中京学院大付属中京高校(岐阜県瑞浪市土岐町)の硬式野球部の3年生4人が先月24日、同校近くの国道交差点で、炎上中の軽乗用車を運転していた高齢女性を救出した。多治見署は迅速に救助活動に当たったとして署長感謝状を贈る方針。4人は「困っている人を助けるという当たり前のことができた。救出できてほっとしている」と話している。

 救出活動に関わったのは、第98回全国高校野球選手権大会や第99回全国高校野球選手権岐阜大会などに主力メンバーとして出場した3年生の儀保海星(ぎぼかいせい)さん(18)、饗場丈仁(あいばたけと)さん(18)、西脇大富(たいと)さん(18)、西川颯真(そうま)さん(17)の4人。

 同校などによると、24日午後5時30分ごろ、儀保さんと饗場さんが寮へ帰る途中、国道19号の交差点で、エンジンルームから火が出ている軽乗用車を発見。儀保さんは運転席に向かい、女性ドライバーを安全な場所へ誘導し、饗場さんは警察へ通報した。通り掛かった西脇さんと西川さんも加わり、故障した軽乗用車を路肩へ移動した。現場は一時渋滞したが、部員たちの活躍で、30分ほどで事故処理が完了。女性からは、同校へ「火が出ていることに気付かず、助かりました」とお礼の電話があった。

 多治見署は、部員らに署長感謝状を贈る方針。4人は「橋本哲也監督からいつも教えられてきた『先を読める人間になれ』が、人を助ける場面で発揮できて良かった」「当たり前のことを勇気を持ってできた。これからも心掛けたい」と話した。