スペインで岐阜発信 古田知事トップセールス − 岐阜新聞 Web
スペインで岐阜発信 古田知事トップセールス
2017年11月09日08:11
写真:スペインで岐阜発信 古田知事トップセールス
井上健二所長(右)、三上優社長(右から2人目)とスペインからの誘客について意見交換する古田肇知事(左)=スペイン・マドリード、JNTOマドリード事務所

 欧州3カ国の海外トップセールスに向かった古田肇岐阜県知事は7日(現地時間)、最初の訪問先のスペインに到着し、日本政府観光局(JNTO)が今年3月に開設したマドリード事務所を国内自治体の首長として初めて訪問した。

 事務所では、井上健二所長のほか、中津川市の観光地の馬籠をスペインに広めた現地の訪日旅行会社「イベロ・ジャパン」の三上優社長と面談。青山節児中津川市長も同席し、地歌舞伎など東美濃の観光資源の魅力をアピールした。

 井上所長は「スペイン国内で日本がブームになっている。平均旅行日数も比較的長く、旅行消費額は他国と比べて多い」とスペイン人の観光の特徴を紹介。スペインに45年住んでいる三上社長は「馬籠は自分の目で見て、スペイン人が気に入ると感じ、ツアー行程に入れた。スペイン語圏は中南米を含めて大きなマーケットになる」と語った。

 古田知事は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産の県内登録件数の増加やアニメの「聖地巡礼」で県内の外国人宿泊者数が伸びている実績を強調。スペインでの誘客の取り組みについて「一過性に終わることなく、続けたい」と話した。

 県によると、2016年のスペインからの県内外国人宿泊者数は2万2690人で、都道府県別の順位は東京、京都、大阪、神奈川に次いで全国5位。高山の古い町並みや白川郷といった定番の観光地に加え、馬籠など中山道の宿場を巡るツアーに多くのスペイン人が訪れているという。