地下水汚染報告せず 坂祝の会社、05年から検出 − 岐阜新聞 Web
地下水汚染報告せず 坂祝の会社、05年から検出
2017年11月16日08:36

 電力関連機器のエナジーサポート(愛知県犬山市)と製造子会社の東海エナジス(岐阜県加茂郡坂祝町酒倉)は15日、東海エナジスの敷地内の地下水調査で2005年から環境基準を超える有害物質「トリクロロエチレン」が検出され続けている、と発表した。05年度に最大で基準の12・3倍を検出し、直近の今年8月は2・4倍だった。自主調査で有害物質の汚染を確認した場合、県に報告することになっているが、報告を怠っていた。「県に指摘されるまで要綱を認知していなかった」と釈明している。

 同社によると、トリクロロエチレンは製品に付いた油を落とす洗浄剤に含まれ、何らかの原因で土壌に流れ、浸透したとみられる。

 可茂県事務所と坂祝町は周辺の事業所と家庭に井戸水を飲まないよう呼び掛けている。長期間飲み続けると、健康被害の可能性があるという。