「かなうわバット」惜別 あと540本で販売終了 − 岐阜新聞 Web
「かなうわバット」惜別 あと540本で販売終了
2017年12月01日09:34
写真:「かなうわバット」惜別 あと540本で販売終了
「かなうわバット」。在庫限りとなり、1日から売店のみで販売される=岐阜県下呂市森、下呂温泉合掌村

◆下呂温泉名物、製作者の体調不良で入荷できず

 合格祈願などで人気のある下呂温泉の縁起グッズ「かなうわバット」の販売が近く、終了する見通しとなった。製造する木工業者が体調を崩すなどして入荷できなくなったため。販売する岐阜県下呂市森、下呂温泉合掌村は在庫が11月末現在で540本となり、通信販売を打ち切り、売店のみで取り扱う。

 ひのきの間伐材から長さ30センチのバットと、輪を削り出して作られている。輪がバットから外れないため、「落ちない」として受験生に人気があった。

 2001年から販売を始めたところ、年間約2千本が売れた。「夢」「恋」「夫婦円満」などと書かれた6種類があり、「合格」が売り上げの半分を占める。

 だが、製造する中津川市の木工業者の男性とその家族が体調を崩すなどして9月から入荷できない状態が続いている。

 受験シーズンを前に、通信販売を取りやめた。12月からは下呂温泉合掌村の売店のみの販売となる。在庫がなくなり次第、販売終了となる。

 小池雅之施設長は「下呂温泉の名物だったので残念だが致し方ない。今後検討し、できれば販売を再開したい」と話している。