飛騨の新年彩る花もち作り − 岐阜新聞 Web
飛騨の新年彩る花もち作り
2017年12月05日08:18
写真:飛騨の新年彩る花もち作り
正月に向けて急ピッチで製作が進む「花もち」=4日午前10時30分、高山市江名子町、飛騨の花もち組合高山工房

 飛騨地方の新年を華やかに彩る「花もち」の製作が、岐阜県高山市内でピークを迎えている。同市江名子町の「飛騨の花もち組合高山工房」には出荷を待つ紅白の花もちが咲き乱れるように並ぶ。

 花もちは花の少ない冬の飛騨で、生花の代わりとする正月飾り。同工房では切り株を使った「株もの」、1本の枝で作る「枝もの」、軒先などに垂らす「柳花もち」の3種類を製作している。餅はもち米「たかやまもち」を使う。

 4日は地元の主婦ら約10人が作業し、幅約1センチの短冊状に切った餅を等間隔に枝に巻き付けていった。3〜10日間乾燥させる。同工房の中野富子さん(66)は「寒くて乾いた日は花もち作りにぴったり」と話していた。作業は25日ごろまで続く予定。