養老線 新たな出発 新事業形態に移行 − 岐阜新聞 Web
養老線 新たな出発 新事業形態に移行
2018年01月07日09:43
写真:養老線 新たな出発 新事業形態に移行
テープカットで新事業形態への移行を祝う関係者=6日午前、大垣市高屋町、養老鉄道大垣駅

 今月1日に沿線7市町でつくる一般社団法人養老線管理機構が参画する新事業形態に移行した養老線の出発式が6日、岐阜県大垣市高屋町の養老鉄道大垣駅であり、関係者が新たなスタートを祝った。

 養老線は1日から、鉄道運行をこれまでと同じ近鉄傘下の養老鉄道が第二種鉄道事業者として担い、新たに同機構が施設の維持管理を行う第三種鉄道事業者となる事業形態に移行。昨年末まで第三種鉄道事業者だった近畿日本鉄道が、2014年に赤字などを理由に公有民営化方式への移行を提案し協議が進められてきた。

 事業形態の移行で、近畿日本鉄道は同機構に鉄道施設や車両を無償で譲渡し、同機構が養老鉄道に無償で貸与するなど事業構造を変更。経費抑制にも取り組み黒字化を図る。

 出発式には、沿線市町の首長をはじめ古田肇知事、石澤龍彦中部運輸局長、近畿日本鉄道の和田林道宜社長らが出席。大垣市の小川敏市長は「新たなスタートで持続可能な養老線にしていく」とあいさつし、和田林社長は「養老鉄道の事業運営を介し観光面で協力連携していく」と述べた。関係者によるテープカット、通学で利用する高校生らによるくす玉割りが行われた。