JR東海社長に金子氏 柘植氏は会長に − 岐阜新聞 Web
JR東海社長に金子氏 柘植氏は会長に
2018年01月12日08:58

 JR東海は11日、柘植康英社長(64)の後任に金子慎副社長(62)が昇格する人事を発表した。柘植氏は代表権のある会長に就く。葛西敬之氏(77)は取締役名誉会長として留任するが、代表権はなくなる。山田佳臣会長(69)は代表権のない取締役相談役となる。いずれも4月1日付。

 JR東海が11日、名古屋市内で開いた社長交代の記者会見で、岐阜県大垣市出身の柘植康英社長は在任中を振り返り、岐阜県関係ではリニア中央新幹線事業に加え、訪日外国人客らのために高山駅などに無料無線LANを整備したり、高山線の特急にハイブリッド式の新型車両を導入したりする計画が進んだことを挙げた。

 柘植社長は「JR東海との関係で岐阜県にいろんな可能性が生まれているのは、岐阜に非常に大きな愛着を持つ個人としても大変うれしいこと」と語った。

 後任の金子慎副社長は、リニア事業について「国民的期待を背負った大きな意義のある事業。各地区で具体的な問題はあるが、工事の安全、環境の保全、地域との連携を大切にしながら推進する」と表明。工事を巡る談合事件の影響に関しては「(2027年開業は)非常にタイトな計画だが早期開業に向け工事の進捗(しんちょく)が滞らないようにしたい。(公正な契約のため)法律の専門家のアドバイスも受けながら脇を締め着実に事業を進める」と述べた。