本番より難しい?岐阜新聞テスト 担当者「本当です」 − 岐阜新聞 Web
本番より難しい?岐阜新聞テスト 担当者「本当です」
2018年02月12日08:16
写真:本番より難しい?岐阜新聞テスト 担当者「本当です」
安藤正基さんが岐阜新聞テストを題材にして描いた4こま漫画((C)安藤正基/一迅社)
ネットの漫画が話題に

 高校進学希望者を対象にした全県統一模試「岐阜新聞・中学3年学力テスト(通称・岐阜新聞テスト)」が、短文投稿サイト「ツイッター」上で「本番の入試より難しい」と話題を呼んでいる。事実なのだろうか。そうだとしたら、その訳は―。

 話題のきっかけは、愛知県稲沢市の漫画家安藤正基さん(25)が1月28日にツイッターに載せた4こま漫画。岐阜県出身者と設定したキャラクターが、岐阜新聞テストを「高校受験者のほとんど」が受けると紹介し、「入試より難しいと言われてます」とコミカルに描いた。

 さらに安藤さんがツイッターに「入試本番はどれだけ難しいのかとおびえる中学3年生が量産されます」とつぶやくと、1700件以上のリツイートがあった。受験経験者から「本当に難しかった」と共感したり、「昔は満点を取ると新聞に名前が載った」などと懐かしんだりするコメントが集まった。

 漫画家デビュー後、息抜きに4こま漫画をツイッターに投稿してきた安藤さん。「八十亀(やとがめ)ちゃんかんさつにっき」と題した漫画は雑誌でも連載されているが、岐阜新聞テストに関しては「ローカルなネタでここまで反響があるとは」と驚く。

本番の合計点と20点以上の差

 では、入試より難易度が高いというのは本当なのか。テストを行う岐阜新聞情報センターで勤続約40年の担当者は「本当です」と認め、「多くの受験生が感じているようで、よく話題にされる」と明かした。平均点を比べてみると、県立高校入試の一般選抜の5教科合計は310点台で例年推移しているのに対し、最近の岐阜新聞テストは260〜290点台。毎回同様の傾向だという。

担当者「油断せず、本番に自信を」

 担当者は「高得点を取ると油断につながりやすい。本番に自信を持って臨んでほしいと思い、難易度を高めにしている」とその狙いを説明した。

 テストの歴史は古い。本紙をさかのぼると1957年11月の岐阜タイムス(現岐阜新聞)の紙面には既に、試験の様子が掲載されている。担当者は「親から子、孫へ受け継がれている大事な模試を、これからもしっかりと続けていきます」と意気込んだ。