令和も願う子の成長 郡上本染寒ざらし

2020年01月20日 18:18

 大寒の20日、岐阜県郡上八幡の冬の風物詩、郡上本染の「鯉(こい)のぼり寒ざらし」が、郡上市八幡町の小駄良川で行われ、色鮮やかな16枚のこいのぼりが清流に躍った。

 郡上本染は400年以上続く伝統工芸。渡辺染物店(同町)の店主渡辺一吉さん(50)は「令和となり最初のこいのぼり制作。今年は東京五輪もあり、世界に羽ばたくこいのぼりを作っていきたい」と話した。

 寒ざらしは、色を染めない輪郭部分に置いたのりを冷水で洗い落とす工程。同店職人と郡上本染後援会員ら10人ほどが川に入り、お玉やはけを使って線に沿ってのりを落としていくと、目やうろこの輪郭が鮮やかに浮かび上がった。

 この日の気温は8度、水温は5度ほど。いずれも例年よりやや高めだったが手に触れる水は冷たく、渡辺さんは「寒の水でしっかりと締まった鮮やかなこいのぼりができた」と語った。

 寒ざらしは2月2日にも公開される。

続きを読む

  • 1