光秀史、今こそたどる 大河ドラマ特別展「麒麟がくる」

2020年09月18日 07:59

 明智光秀をテーマにしたNHK大河ドラマ特別展「麒麟(きりん)がくる」が18日、岐阜市大宮町の市歴史博物館で開幕する。肖像画や愛用品など160件余りが展示され、激動の戦国を駆け抜けた光秀の人物像を伝えている。17日には同館で開会式と内覧会が開かれ、大河ドラマに出演する女優の門脇麦さんがゲストとして来場し、テープカットで祝った。

 同展は、岐阜市と岐阜新聞社 岐阜放送でつくる「麒麟がくる展実行委員会」、NHK岐阜放送局、NHKエンタープライズ中部が主催。11月3日までの期間中、前期(10月11日まで)と後期(同14日~11月3日)で一部展示を入れ替える。国宝2件、国重要文化財26件と、貴重な資料が集った。

 会場には、光秀の容姿を伝える国内唯一の肖像画のほか、光秀所用の香炉や茶わん、光秀が詠み人の一人の連歌が書かれた懐紙などが並び、光秀が文化的な教養も兼ね備えた人物だったことをうかがわせる。また、斎藤道三の甲冑(かっちゅう)など関係のあった人物に関する展示もある。

 17日の式典では、主催者を代表して柴橋正直岐阜市長が「市内外の人々に、本物に触れてもらい、英雄たちが活躍した岐阜の歴史を深く体感してもらう機会にしたい」とあいさつ。ドラマで、駒を演じる門脇さんは「美濃は思い入れのある土地で、ふるさとに帰ってきたような気持ち。ドラマを盛り上げてくれる素晴らしい展示なので、多くの人に足を運んでもらいたい」と来場を呼び掛けた。

 観覧はインターネットでの予約制。観覧料は高校生以上1200円、小中学生600円。予約は同博物館ホームページから。

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