多剤耐性菌を検出、2人死亡 静岡市立病院で高齢男女

2018年08月10日 17:57

薬剤耐性アシネトバクターの電子顕微鏡写真(荒川宜親・名古屋大教授提供)

薬剤耐性アシネトバクターの電子顕微鏡写真(荒川宜親・名古屋大教授提供)

 静岡市立静岡病院(同市葵区)は10日、入院患者4人から多剤耐性アシネトバクターが検出され、うち78歳の男性と81歳の女性の計2人が死亡したと発表した。女性は感染が原因の肺炎で死亡、男性の死因は敗血症で、死亡と感染の因果関係は不明としている。

 病院によると、感染した4人は5〜7月に入院し始め、いずれも同じ重症治療室で治療を受けていた。5月31日に台湾の病院から転院してきた78歳の男性が発端となり、院内感染したとみている。

 6月5日と15日に男性と女性のたんから菌が検出されたため病室を検査、2人のたんを吸引する器具のスイッチから菌が検出されたという。

カテゴリ: 医療・健康