台湾与党、政権浮揚目指す 支持率低迷なら総統選に影響

2019年01月11日 18:45

行政院長を辞職した頼清徳氏(左)と後任の蘇貞昌氏=11日、台北市内の総統府(共同)

行政院長を辞職した頼清徳氏(左)と後任の蘇貞昌氏=11日、台北市内の総統府(共同)

 【台北共同】台湾の与党、民主進歩党(民進党)の蔡英文総統は11日、行政院(内閣)を総辞職した頼清徳行政院長(首相)の後任に同党の重鎮、蘇貞昌氏の起用を発表、「われわれは(統一地方選の)失敗を反省して再出発し最後は必ず勝利する」と党勢回復への決意を示した。

 人事の刷新で政権浮揚を図りたい考えだが、来年の総統選まで1年余りしかなく、政権の支持率低迷が続けば蔡氏の再出馬を阻止する"蔡降ろし"が本格化しかねない。

 蔡政権が進めてきた年金制度などの改革は既得権益を失った公務員らの不評を買い、庶民は景気浮揚の実感もなく地方選で大敗。支持率は20%台で低迷している。

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