「浅井長政の屋敷跡」から土塁 排水溝も、滋賀・長浜の小谷城跡

2018年04月18日 17:10

小谷城跡で発掘された排水溝=滋賀県長浜市

小谷城跡で発掘された排水溝=滋賀県長浜市

 滋賀県長浜市の小谷城跡で、戦国時代の武将浅井長政やお市の方が住んだと伝わる区域から土塁や石積みの排水溝が見つかり、同市が18日発表した。今後の調査で屋敷の建物跡が見つかる可能性がある。

 屋敷跡は標高約140メートルの平地に位置し、広さは約2万平方メートル。高さ約2・5メートルの土塁のほか、幅と深さが約0・3メートルの排水溝が東西約2・5メートル以上にわたって見つかった。土塁付近からは16世紀ごろの越前焼や信楽焼、当時流通していた中国の北宋銭も出土した。

 屋敷には長政らが暮らしたとされるが、織田信長が1572年に攻め入り、長政らは落城までの約1年は山頂の城で過ごしたとされている。

 小谷城は1525年ごろ築城。戦国時代の代表的な山城で、山の尾根上に本丸など城郭が連なり、麓には長政や家臣らの屋敷があった。長政の娘で、のちに豊臣秀吉の側室となる茶々ら「浅井三姉妹」の出生地としても知られる。

 現地説明会は21日午前10時半〜正午。

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