岐阜酒好物語

三つの「ロッホ・ローモンド」

2020年02月24日 18:03

三つの「ロッホ・ローモンド」。シングル・モルト・ウイスキーとカクテル2種類

三つの「ロッホ・ローモンド」。シングル・モルト・ウイスキーとカクテル2種類

 世の中には同じ名前で異なるものが、多数存在いたします。お酒の世界にもあるわけですが、スコットランド最大の淡水湖「ローモンド湖」の名前が付いた三つのお酒を紹介いたします。

  まず一つ目は、シングル・モルト・ウイスキーの「ロッホ・ローモンド」です。このお酒は、全英オープンゴルフの公式ウイスキーにもなっています。

 1964年にリトルミル蒸留所の第2工場として、ローモンド湖のほとりで蒸留をはじめ、シングル・モルト、グレーン、別ブランドのインチマリンなど、多彩なラインナップを世に送り出しています。

 このウイスキーを取り上げたのは、次のカクテルにつながってまいります。

 二つ目は、「ロッホ・ローモンド」カクテルです。レシピとしては、スコッチ・ウイスキー、シロップ、アンゴスチュラ・ビターをシェイクした、ロックスタイルカクテルです。

 材料のウイスキーに、スコッチ以外の指定がないので、どのウイスキーを使用しても良いのですが、関わるとするなら「ロッホ・ローモンド」のシングル・モルトを使用したいところ。このカクテルが日本で一般的に広まっているレシピのものです。

 三つ目の「ロッホ・ローモンド」は、ドランブイ、コアントロー、レモン・ジュースをシェイクしたショートカクテルです。このカクテルの歴史は古く、1937年に英国で発刊された「Cafe Royal Cocktail Book」に掲載されました。

 この3種類を飲み比べてみるのも、面白いたしなみの一つだと思います。

続きを読む

大上 信彦

(おおうえ・のぶひこ)
 岐阜・柳ケ瀬で、「Cafe&Bar Wizard」を経営し、カクテルの大会入賞経験もあり、ご当地キャラカクテルなども作っているバーテンダーでもあり、カルチャースクールで手品の講師も務めるプロマジシャンとしても活動中。