岐阜酒好物語

聖地で生まれた一本

2019年11月11日 12:45

ゴルフ・ジン

ゴルフ・ジン

 ゴルフが好きな方なら、スコットランドのセント・アンドリュースをご存じだと思います。四大オープンの一つ、全英オープンが開催される歴史ある場所です。

 その近くで「エデンミル」という醸造・蒸留所が2012年に創業しました。ビール醸造所としてスタートし、2014年に、ジン、ウイスキーの製造を始めた新進気鋭のディスティラリーです。

 そこから発売されている「ゴルフ・ジン」というクラフト・ジンを紹介いたします。

 2016年から本数限定で販売されている一本です。ゴルフの発祥の地であり、聖地とされるセント・アンドリュースに敬意を表するということで造られ、昔のゴルフクラブに使用されていた材料のヒッコリーをフレーバーに加えています。

 その他のボタニカルには、スターアニス、レッドクローバー、ブルーベリー、レモングラス、アンジェリカなどを加えて風味を整えております。スパイシーな香りとマシュマロのような滑らかな飲み口ということで、私もテイスティングしてみました。

 香りはヒッコリーが前面に出ておりますが、レモンスカッシュのような甘酸っぱさと水あめの匂いを感じました。飲んでみると香辛料のようなスパイシーな部分が顔を出してきますが、同時に綿あめのような優しい甘さを感じ、余韻に柑橘(かんきつ)系の味わいが残りました。

 メーカー推奨は、トニックウォーターと相性が良いというので、ジン・トニックのカクテルがおすすめな一杯ですが、あまりジンを薄め過ぎない作り方がおいしく感じました。

 ゴルフを楽しむ皆さま、聖地で造られたクラフト・ジンを飲みながら、ゴルフ談義をされてみてはいかがでしょう。

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大上 信彦

(おおうえ・のぶひこ)
 岐阜・柳ケ瀬で、「Cafe&Bar Wizard」を経営し、カクテルの大会入賞経験もあり、ご当地キャラカクテルなども作っているバーテンダーでもあり、カルチャースクールで手品の講師も務めるプロマジシャンとしても活動中。