岐阜酒好物語
電球のお酒

2018年03月19日 16:41

電球型ボトルの日本酒「てんきゅう」

 ホワイトデーの日のお話です。バレンタイン前にお客さまからチョコレートをいただいたので、お返しをしたところ、「本当は、こちらを渡そうと思っていたけど、バレンタインに来店できなかった」と、いただいたものがございます。

 有田みかんの産地、和歌山県有田郡有田町に醸造所を構える高垣酒造が発売している、変わり種な、電球型ボトルのお酒がございます。名前は、「てんきゅう(天久)」という日本酒です。

 見慣れている電球ですが、ボトルになるとオシャレであったり、かわいく感じられます。数年前に、ネットやテレビでも少し取り上げられた記憶がございます。

 このお酒の名前の由来は、昭和天皇の大典記念に、天下泰平と聖寿を願って名づけられたとあり、地元のめでたい席ではなくてはならないお酒といわれています。

 高垣酒造は、創業天保11(1880)年の歴史があり、後に「空海水」といわれた、弘法大師が発見した岩清水を使ってお酒を造ることを考えたそうです。また、蔵の建物は、登録有形文化財に登録されています。

 この醸造所で造る「龍神丸」という日本酒は、アニメや実写化にもなった、石川雅之作の漫画「もやしもん」の13話で取り上げられていてブームになり、「高垣」と付けられたお酒は、人気ゲーム「アイドル・マスター」で、和歌山県出身の「高垣楓」というキャラとコラボしていたりします。

 話はいただいた「てんきゅう」に戻って、このボトルの金口はE26となっていて、電気は付きませが、ちゃんとソケットに差し込めるそうです。

 このまま、インテリアとして飾っておいても良いのですが、お酒は飲んでなんぼと思うところなので、おいしくいただきたいと思います。


過去の記事