岐阜酒好物語
チェリー・リキュール

2018年05月28日 17:18

マウント・フジ

 春が終わり、夏のような暑さを感じる日も多くなってまいりました。スーパーなどで買い出しをしていると、春を越えて実をつけた、チェリー(さくらんぼ)が出回っているのを目にします。

 古くから、さくらんぼを使用したお酒があり、スタンダード・カクテルにもよく使われていますが、日本ではオーダーが少なく影を潜めていると思うところです。

 そこで、カクテルに出てくる定番なチェリー・リキュールを三つほど紹介いたします。

 一つ目は、赤黒い色をした「チェリー・ブランデー」といわれるお酒です。代表的な商品は、「チェリー・ヒーリング」というお酒ですが、この名前は商品名でございます。このお酒が使われる代表的なカクテルとしては、「シンガポール・スリング」が日本ではなじみのあるところだと思います。

 二つ目は、「マラスキーノ・リキュール」です。こちらは無色のお酒で、日本で「チェリー・ブランデー」というと、このリキュールのことを指すといわれているとか。代表的なカクテルには、「マウント・フジ」などがあります。

 製菓食材に、さくらんぼのシロップ漬けで「マラスキーノ・チェリー」というものがありますが、本来は、このお酒に漬けて作られたといわれています。

アカシア

 三つ目は、「キリュシュヴァッサー」です。日本では「キリュシュワッサー」で覚えている方もいらっしゃるリキュールです。こちらも無色の液体で、ケーキを作る方なら聞き覚えのあるお酒だと思います。

 代表的なカクテルは、「アカシア」などがありますが、スタンダードなのに知られていないと思うカクテルばかりです。

 行きつけのバーに足を運んで、「チェリーのお酒を使ったカクテル」と頼めば、何かしらカクテルが出てくると思います。ぜひ一度、飲んでみてくださいませ。


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