岐阜酒好物語
ウイスキーの種類

2018年08月20日 09:37

「シングルモルト」「ブレンデッド」など種類が多いウイスキー

「シングルモルト」「ブレンデッド」など種類が多いウイスキー

 お客さまとお話をしていて、意外と知られていないと思うことがございます。それは、ウイスキーそのものの種類の違いを知らないということです。

 まず、大きく分けて、「シングルモルト・ウイスキー」と「ブレンデッド・ウイスキー」に分けられます。

 「シングルモルト」とは、大麦麦芽だけの単体の材料で造られたもので、「ブレンデッド」は、大麦のウイスキーと、トウモロコシ、ライ麦、小麦などを原料とした「グレーン・ウイスキー」を混ぜ合わせたウイスキーです。

 さらに分けて、「シングルモルト」では、加水されていない「カスク」、さらに単体の樽(たる)だけになると「シングルカスク」、年数に関係なく、二つ以上の樽や蒸溜所のものを合わせたときは「バッテイング」と、表記が分けられています。

 「ブレンデッド」では、「グレーンウイスキー」を使わず混ぜ合わせたものを「ピュアモルト」と表記されたりします。

 バーボンといわれるウイスキーは、基本材料がトウモロコシなので、グレーンを主体にモルトを混ぜられた「ブレンデッド」ですが、原料の時点で混ぜて造られていることが多く、原料別に造られたお酒を使って混ぜる「ブレンデッド」とは少し意味が違ってきます。

 バーボンでも、原料単体のものがあり、「ストレートコーン」「ライ(またはストレートライ)」と表記され、種類が分けられています。また、加水されていないものなどは、「シングルバレル」などの表記で分けられています。

 世界各国で造られている、大麦を種とする穀物類を原料にして、樽で寝かされたものを「ウイスキー」とひとまとめでいわれているので、種類を多く取りそろえるBARなどで「ウイスキー、ロックで」のように言われても、提供する側は困惑することにもなります。ウイスキー以外のお酒でも同じことがいえます。

 近年、海外へ旅行などで行かれる方も多いので、お酒に関しても、多少の知識を持っていた方が良いと思うところです。


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