岐阜酒好物語
ハーレーとバーボン

2018年10月01日 10:59

ムーンシャイン

ムーンシャイン

 数カ月前のトランプ大統領とバイクメーカーのハーレーダビットソンのいざこざは記憶に新しいところですが、EUだけでなく、中国、メキシコ、カナダと、バーボンに追加関税をかけ、米国の酒造メーカーが苦しい立場となっております。

 そんな時を予想していたかのようなお酒がありました。アメリカはテネシー州ガットリンバーグに工場を持つ、オーレ・スモーキー・ディスティラリー社が、ハーレーダビットソンとコラボレーションしたバーボン、「ムーンシャイン」です。

 このお酒の名前は、「密造酒・自家製酒」という意味を持っており、100年前のテネシー州の家庭で造られていた味わいということです。

 コーンベースのスピリッツをホワイトオークの樽(たる)で、3~6カ月の熟成ということで、比較的、若い味わいのアメリカン・ウイスキーです。容量は500ミリリットルと少なめなボトルですが、当初は700ミリリットルで販売されていたそうです。

 お酒を製造するオーレ・スモーキー・ディスティラリーは、一部、禁酒法が残るテネシー州で、初めてお酒の販売を認められたメーカーでもあり、ボトルの形は、その昔、捜査官を欺くために使われていた、はちみつ瓶に入っております。

 ハーレーダビットソンとコラボレーションしたのは、一緒に禁酒法時代を生き抜いたからとか。

 貿易戦争のゴタゴタはさておき、ハーレーに乗っている方も、乗ってみたいと憧れている方も、このお酒を味わってみてはいかがでしょう。


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