岐阜酒好物語
インディアン・ウイスキー

2019年01月07日 13:44

インディアン・ウイスキー「ポール・ジョン」

インディアン・ウイスキー「ポール・ジョン」

 ウイスキーの消費量が世界で一番多い国でもあり、ウイスキーの出荷量も世界一の国は、「インド」というのをご存じでしょうか。

 世界五大ウイスキーは、アイルランド、スコットランド、カナダ、アメリカ、日本となっていますが、インドが入っていないのは、そのほとんどが国内消費され、国外に出ないので目にすることがなかったからです。

 そんなインディアン・ウイスキーが、世界的な品評会でも受賞しており、日本でも少数ながら店頭に並ぶようになってまいりました。

 歴史的背景は、イギリス領インド帝国時代にウイスキーが飲まれるようになり、1820年には蒸溜所が設立されたそうです。現状は、ウイスキーの法的な定義が曖昧で、EUの定義でウイスキーと認められるものは10パーセントしかないそうで、一部はラムとして表記されるものも多いそうです。

 私は、シングルモルトの「ポール・ジョン」というウイスキーを手に入れましたが、熟成年数は7年と若いウイスキーで、調べてみると、気温が高いためアルコールの揮発もはやく、スコッチウイスキーが年2パーセントに対し、8~10パーセントも量が減ってしまうため、はやくボトリングするとなっていました。

 このウイスキーは、55パーセント以上のアルコール度数でしたが、飲んでみるとアルコールの高さを感じさせず、また熟成の低さも感じさせないまろやかな味わいがあり、フルーティーで甘さも感じさせる一杯でした。

 まだまだ日本では知名度が低いインディアン・ウイスキーですが、目にする機会があれば、飲んでみる価値がある一本です。


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