岐阜酒好物語
甘味に魅せられて 日本産「地ウオッカ」

2019年02月04日 12:51

  • 奥飛騨ウオッカ
  • IMOKKA

 昨年から日本で急速に拡大し、製造メーカーが増え続けているお酒に「和製クラフト・ジン」がございます。皆さまはひとつくらいは飲まれているでしょうか。

 そんな中、ぽろぽろと目に入ってくるのが、「地ウオッカ」です。お酒の立ち位置が焼酎と被ってしまうのか、なかなか日の目を見ませんでしたが、少しづつ増え続けているように思います。

 岐阜県にも地ウオッカがあるのをご存じですか。「奥飛騨ウオッカ」という名前で、2016年に、ロシアのプーチン大統領が来日され、山口県でのディナーのときに提供されました。

 原料は米を使い白樺の炭で濾過(ろか)された後、貯蔵熟成させて作っています。世界的にも米が原料のウオッカは珍しく、甘味を感じるお酒です。

 名古屋で開かれたウイスキーのイベント、「ウイスキー・ラバーズ 2019」に足を運びましたが、そこで出合ったウオッカが「IMOKKA(イモッカ)」です。

 徳島県の地ウオッカで、原料は、特産の「なると金時」というさつま芋と米麹(こめこうじ)を使い、白樺の活性炭で濾過された一本で、なると金時そのものという甘さと爽やかな後味が楽しめます。このお酒は、農林水産省食料産業局長賞を受賞しています。

 紹介した他にも、日本産の地ウオッカ、クラフト・ウオッカがございますので探してみてはいかがでしょう。

 「ウオッカは無味無臭」と勘違いしている方も多いようですが、赤や黄色、茶色、黒と色のある物も存在し、十分な味わいもございます。

 自分に合ったお酒を探している方は、このあたりも試してみてはいかがでしょう。


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