岐阜酒好物語
自分らしい一杯を
映画「ティファニーで朝食を」から

2019年04月01日 15:30

ホワイト・エンジェル

ホワイト・エンジェル

 1993年に63歳で生涯を終え、今でも名前が出てくる大女優オードリー・ヘプバーンが主演した映画「ティファニーで朝食を」をご覧になられた方も多いと思います。

 内容はさておき、この作品はマリリン・モンローが主演するはずだった映画でしたが、情婦役というのを嫌ったモンローにオファーを断られ、ヘプバーンに変更されたという裏話もございます。

 私がこの映画でそれ以上に興味をひかれるのが、カクテルやお酒を飲むシーンが多いところであります。主人公はカクテルが大好きのようで、アルコールが強いものでも大丈夫というところで、自分らしい一杯を注文するシーンがあります。

 そこでオーダーした一杯のカクテルは、マティーニのレシピを変化させた「ホワイト・エンジェル」というものでした。「ウオッカを2分の1、ジンを2分の1、ベルモットは抜いてちょうだい」という注文をしております。

 このようなシーンの場合、オーダーするお酒で主人公の心(しん)の強さなどを表現していたりする場合が多いと思うところがあります。

 この映画の商材用として撮影されたものでしょうか、写真の一枚に、「ホワイト・エンジェル」を片手に持ち、写されたと思うものもありました。

 私は仕事柄、ドラマや映画を見ると、出てくるお酒などに興味を持ちますが、そこには映像だけでは表現できないメッセージがあると思って見ています。

 映画のように、自分の個性を表現するお酒を頼んでみるのもありだと思いますので、皆さまもそのようなカクテルなどを一つ持たれてみてはいかがでしょう。


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