岐阜酒好物語
腰の強いアイリッシュ・モルト
「ウエスト・コーク」

2019年12月16日 11:28

ウエスト・コーク

ウエスト・コーク

 お酒が好きで飲み歩いていても、知らないお酒の銘柄はあると思います。特に2000年代以降に稼働した蒸留所などが知らない銘柄にあたるように思います。

 今回ご紹介するのは、アイリッシュ・ウイスキーの「ウエスト・コーク」です。2003年から蒸留が始まり、ウイスキーブームが始まった数年前から商品を酒屋さんでも目にするようになりました。

 この蒸留所は、アイルランド最大のコーク州にあります。スコッチウイスキーの「スプリング・バンク」でマスター・ディスティラーを務めたフランク・マッカーディー氏をアドバイザーとして迎えているそうです。

 ウイスキーだけでなく、ウオッカ、ポチーン、ジン、リキュールなど幅広くお酒の製造をしているところも注目する部分です。

 さて、この蒸留所のメインボトルといえるウイスキーは蒸留所の名前がつけられた「ウエスト・コーク」です。このウイスキーはアイリッシュ・シングル・モルトとなります。

 10年のウイスキーはバーボン樽(だる)で熟成させた一本で、香りは、蜂蜜、シナモン系のスパイシーな部分やバニラなどを感じさせます。飲み口はサラッとしておりますが、樽からくるスモーキーな部分もあり、腰の強い印象を受ける一杯です。

 飲み慣れた皆さま、ジャパニーズ・モルトやスコッチ・モルトとは違った印象を受けるアイリッシュ・モルトもラインナップに加えてみてはいかがでしょう。