岐阜酒好物語
世界で唯一 !? 蕎麦のウイスキー
フランス・ブルターニュの「EDDU」

2019年12月23日 12:19

蕎麦のウイスキー「EDDU」

蕎麦のウイスキー「EDDU」

 12月もあとわずかというところで、スーパーにもおせち関連の食材が目立ってまいりました。皆さまはどのような年の瀬、お正月を迎えるのでしょうか。

 年の瀬、大晦日(おおみそか)といえば、年越しそばが話題に上がりますが、蕎麦(そば)を使用したウイスキーがあるのでご紹介したいと思います。

 フランスのブルターニュ南部に位置する蒸留所「ラ・ディスティラリー・デ・メンヒル(メニール)」が造っています。創業時はアップル・ブランデーを造っていましたが、1998年頃からウイスキー造りに参入したそうです。

 ブルターニュ地方の伝統的な穀物である蕎麦に興味を持ち、蒸留を始めたといいます。そこに着目したのは、創設者のル・レイ家です。蕎麦を使用したウイスキーは、世界的に見てもこの蒸留所だけです。

 ウイスキーを製造するにあたり、スコットランドのスプリング蒸留所で所長を務めた方をアドバイザーとして迎えております。

 ウイスキーの名前は「EDDU(エデュー)」といいます。ブルトン語で蕎麦を意味します。100パーセントのそば粉を使用し、コニャック製造で使用する「シャラント型ポットスチル」で2回蒸留し、コニャック熟成で使用されたオーク樽(だる)で5年間寝かされた一本です。

 というところで、大晦日に、年越しそばと蕎麦ウイスキーで締めるというのはいかがでしょう。ちなみに私は、大晦日だけお休みをいただき、元日から営業いたします。


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