岐阜酒好物語
110年ぶりに復活 「グラスゴー蒸留所」
ウイスキーラバーズでシングル・モルト入手

2020年02月03日 15:07

グラスゴー蒸留所の「1770 -2019 RELEACE-」

グラスゴー蒸留所の「1770 -2019 RELEACE-」

 愛知では119年ぶり、岐阜では85年ぶりに雪が降らない記録を更新している昨今ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 そのようなご時世の中、ウイスキーラバーズ2020で見つけたウイスキーを紹介いたします。

 スコットランドの中心として発展してきたグラスゴーで、110年ぶりに復活した蒸留所のウイスキーが出てまいりました。

 その昔、グラスゴーでもウイスキーの蒸留が盛んに行われていましたが、1713年に麦芽税が掛けられ、厳しい徴税にあい衰退したそうです。

 1990年代に経済が持ち直し、2000年代に入って、ようやく先駆けとなる「グラスゴー蒸留所」が復活することになりました。

 グラスゴー蒸留所とダイレクトなネーミングですが、元々は「ダンダスヒル蒸留所」という名前で建設され、1902年に閉鎖しました。

 そして、2019年にようやくリリースされたシングル・モルト・ウイスキーが「1770」という名前の一本で、この名前は、ダンダスヒル蒸留所が建設された年にちなんで命名されています。

 「1770 -2019 RELEACE-」のウイスキーは、ドイツ製のポットスチル(蒸留器)を使用し、2回蒸留され、アメリカンオークの1st(ファースト)フィルバーボン樽(だる)で熟成後、バージンオークの樽で6カ月間フィニッシュされています。

 同時にピーテッドもリリースされており、こちらはシェリー樽熟成後、バージンオークの樽でフィニッシュされている一本です。

 手に入れた「1770」の個人的な感想は、甘い桃のジュースにチョコレート、パウンドケーキの香りを感じ、口に含むと、匂いにはないスパイシーな刺激と反発する甘さを感じる、余韻の長く、アルコールが上質な一杯だと思いました。

 新しいお酒には、新しい味わいがございます。皆さまも飲まず嫌いにならず、手を伸ばしてみてはいかがでしょう。


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