岐阜酒好物語
フルーティーな〝万能型〟
シングルグレーンウイスキー 富士

2020年05月25日 09:53

シングルグレーンウイスキー 富士

シングルグレーンウイスキー 富士

 コロナウイルスが猛威を奮うさなかに、キリンディスティラリーからひっそりと発売されたウイスキーがございます。

 キリンシーグラム(当時)の富士御殿場蒸留所は1973年に稼働を始め、モルト、グレーンウイスキーの両方を作る、世界的にもまれな蒸留所です。

 グレーンウイスキーの製造には、マルチカラム(多塔連続式蒸留機器)、ケトル(単式蒸留器)、シーグラム社が開発し、アメリカのバーボン製造でスタンダードな蒸留器となったダブラーの三つを使用しています。

 2016、17、19年には、「ワールドウイスキーアワード」で、「ベストグレーンウイスキー」も獲得している実力があります。

 国内メーカーのモルト原酒不足が叫ばれる中、ウイスキーの可能性を広げるという考えで「富士」と「陸」の二つを発表しました。

 私が手に入れた「富士」を紹介しますが、原酒のみが使用され、フルーティな果実の香りが特徴的な一本で、どのような飲み方にも対応している感じです。

 ラベルを見ると、「 The gift from Mt.Fuji 」と表示があり、ボトルの底をよく見ると、中央のくぼみが富士山のデザインになっております。

 まだ家飲みが多い状況だと思います。新しいお酒を晩酌後のラインナップに加えてみてはいかがでしょうか。


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