2019ぎふ参院選
県内駆け回り舌戦 立候補予定者、公示直前の週末

2019年06月30日 11:26

公示直前の週末を迎え、精力的に団体の会合を回ってあいさつする立候補予定者=29日午後、羽島市内

公示直前の週末を迎え、精力的に団体の会合を回ってあいさつする立候補予定者=29日午後、羽島市内

 参院選公示(7月4日)直前の週末を迎えた29日、岐阜選挙区(改選数1)の立候補予定者たちは、支持団体の集まりや党の会合などを精力的に駆け回り、政策や考えを訴えた。大阪市内で20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開かれ安倍政権の外交に注目が集まる中、グローバルな視点で舌戦を繰り広げた。

 自民党現職の大野泰正氏(60)は羽島市で女性団体の集まりに参加し「もっと女性が安心して働ける環境をつくり、日本の未来を開いていく」と訴えた。米中が貿易協議継続で一致するきっかけとなったG20サミットについては「安倍晋三首相が両国指導者の間に入り、世界が平和でないと発展しないことを気付かせた。とても心強い」と"功績"をアピール。「この流れを定着させるためにも、日本の政治の土台をもっとしっかりさせなければ」と政権継続を訴えた。

 話を聞いた市内の主婦(63)は「安倍さんは外交に長けた人。自民に言いたいこともあるが、野党には任せられない」と語った。

 立憲民主党新人の梅村慎一氏(48)は岐阜市であった市民グループの集会で安倍首相が意欲を示す憲法改正への反対などを訴えた。G20サミットに関し取材に、トランプ米大統領が日米安保条約に不満を示したことに「報道で知る限りだが、安倍首相は首脳会談の話題に出さなかった。真意を問いただすべきだった」と指摘。米国製ステルス戦闘機F35の大量購入や、5月の日米首脳会談で貿易交渉の決着を参院選後に先送りしたことを「許し難い」と批判した。

 集会に参加した無職の男性(72)=各務原市=は「米国に追従せずに正々堂々とものを言える日本であってほしい」と望んだ。

 岐阜選挙区では政治団体「NHKから国民を守る党」から新人坂本雅彦氏(47)も出馬を予定している。